2024.06.07
夏バテ防止について(35歳以上の方必見です)
最初に、この夏バテ防止法については私の経験や座学から学び出しているものなので医学的根拠とは異なります。
私がオススメする夏バテ防止の方法は「食前や食事中に温かいスープを添えること」です。夏は冷たい食べ物や飲み物を飲むようになり、室内ではクーラーの効いた部屋にこもる事も多くなります。このような状況は心は快適でありますが、体は冷えてしまうので筋肉や内蔵の血流が悪くなり、内臓が動かなくなる為、お腹が空かなくなります。また内臓は自身の意志で動かす事ができず、主に自律神経が支配しているので、急にクーラーの効いたオフィスから外に出るともわっとした暑さがストレスになり自律神経が乱れ、ホルモンバランスが崩れ、内臓の動きが悪くなり食欲不振を起こします
では、温かいスープがなぜ夏バテ防止になるのか。皆さんは夏にお腹が空いてなくてもカレーやラーメンなどを口にしたら食が進んだ経験はありませんか?
これはクーラーなどで冷え切った内臓に温かい物を取り込むことにより、内臓に血流が回り動き始めるからです。自律神経が支配している分、自身の意識ではお腹が空いていないと感じますが、温かい物は直接、自律神経に呼びかけることができるからです。夏の旅行先などで朝食を食べる際に、外は暑いのにも関わらず、味噌汁やスープから口にした経験はありませんか?これが人間の本質であります。
また、冬の場合、外気が寒いので体を温めるためにスープなどを食し、食欲が沸くことが多いですが、夏のクーラーも同じ原理であると考えると分かりやすいと思います。
余談ではありますが、私が柔道の選手として現役時代の夏の合宿は監督から必ず最初にスープを飲むように指示されていたことを覚えています。
夏は暑い所から急に冷えている所に行き来することが多いので、自律神経が乱れやすくなります。このようなどうしようもない事も温かいスープを飲むだけで改善されることもありますのでご参考にされてください。